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分析環境

【チャート】
 管理人Enoshは元々 インディケータ 分析を研究していました。2年ほど毎日大量の インディケータ が表示されたMT4にかぶりついてスキャルピングの研究に明け暮れていました。しかし自分が納得できるまで研究した結果、 インディケータ によるチャート分析は少なくとも自分には合っていないと確信しました。大量の情報を同時に処理することができるほど脳の処理速度が速くなかったようです。

トレードを始めたばかりの頃の画面

 その後より単純なチャート分析方法を求めて一目均衡表の本を読み漁りました。波動論や時間論には非常に興味をそそられましたし、一連の理論として確立されていることも関心を持った理由です。しかしあまりに難解な複数の理論の同時運用という、ある意味インディケータ分析に近い現実に直面し挫折しました。とはいえ、波動論を含むチャートパターンに関しては明らかにチャート分析において実用的であり、実戦で運用できると感じていたので、その部分を徹底的に研究するに至りました。最終的にチャートを1枚の図形として認識し、それをラインを使用してバラバラに切り分け、どのような環境下で波動論が出現するのかを分析するという方法を選びました。

 相場は常に買いと売りのバランスで成り立っていますが、多くの場合市場参加者が気づかないうちに、また実際に動き出すよりはるかに前から、買いと売りのバランスが片方に大きく偏き始めます。その偏りが時間と共に拡大していき、特定のタイミングで一方向に大きく動き、一般的に言われるトレンドを形成しています。このバランスの傾きと崩れるタイミングを炙り出すのが分析の際に用いるラインです。

その後ラインの研究を始めるも…この有様…

 ライン分析というのはどのラインも同じように見えますが、実際には全く似て非なるものです。例えば↑の研究開始時のラインは今見ると「なぜこの波を無視して引いてるんだろう?」と思う場所が多々あります。角度は合っていても値幅の取り方が違う、値幅は合っているが角度が違う等を修正していく必要があります。

 上述のチャート分析やそれに伴うトレードにおいては、どのような理論を使って分析するのかということも重要ですが、分析対象となるチャートをどんなツールで表示するかということも同様に重要です。多くのFXブローカーはMT4をプラットフォームとして提供しています。しかし波動論やチャートパターンを使ったチャート分析においてはMT4というチャートソフトは不適合であるという結論に至り、より自由にチャート上に描画ができるチャートソフトを探していました。

 現在私が使用しているのはTrading Viewというプラットフォームです。すでに多くのトレーダーが利用されており、かなりインタラクティブなことができるツールだと思っています。また様々な市場の多種多様な商品のチャートを同じプラットフォーム上で一元的に表示できることが非常に有用です。
https://jp.tradingview.com/

【インディケータ】
インディケータトレーダーではないと上述しましたが、EMAに限っては利用しています。パラメータは一般的な短期・中期・長期のものを利用していますが、ほとんどは中期・長期を使っています。

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