相場分析の研究というのは詰まるところ「相場が動いていく方向と距離を算出するための公式を見つける」ということです。物理法則における公式もそうですが、ある事象に着目した後、その事象が実際に起きているケースのサンプル数を増やします。そこからそれらのサンプルに共通する点を見つけ出して公式化する、また法則として定義します。

　相場分析にも全く同様の手法が適用できます。また相場にはチャートという非常に便利なものがあります。それは事象を視覚的に捉えられるため、小難しい数式を計算する必要がありません。実際のところAIやシストレを使うのでないなら、図形的に捉えて分析する方が楽です。

　それでまずは頻出する事象を見つけることが第一歩であるということになります。