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結局「相場の流れ」とは何か?【前編】

 ネット上でよくトレーダーの方が書いておられることとして、「流れを見ています」とか「相場の流れが大切です」等あると思います。しかしトレードを始めたばかりの方からすると・・・「流れ流れっていうけど、結局それは具体的に何なの??」と言いたくなるのではないでしょうか?Enoshはまさにそこを突っ込みたいと思っていました。

 チャート分析をし始めると、つまりはテクニカル分析ですが、どうしても一つかそれ以上の規則が必要になってきます。それは言うなれば”チャート分析の規準”や”ものさし”と呼ばれるものかもしれませんが、このマイルールを使って様々なチャートを分析すると共通点が見えてきます。

 例えば、ここで言うルール、規則、規準の例としては、「トレンドライン」があります。上昇を表現するトレンドラインは「安値と安値を結ぶ」というルールで結線します。このルールで結線したラインによってチャート上のある共通点が表現されます。この共通点というのは「このラインに触れると相場が上昇する」です。実際に下図中の青い上昇トレンドラインに触れた相場は連続4回(赤丸)上昇しています。

 Enoshはこの共通する動きの蓄積が「相場の流れ」だと考えています。つまり赤丸1から赤丸4までは相場の流れは変わっていませんが、5回目にトレンドラインに触れたのに上昇しなかったことでこれまで起きていたことが起きなかった、つまり「流れが変わった」のだと認識しています。

 これはトレンドラインを例にした考え方ですが、同じようにチャネルラインや三角など様々な規準に対して同じ考え方を適用すると、チャートが動いていく中で「流れが変化する」瞬間をより多く捉えることができるはずです。

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